モータースポーツ用耳栓「EarPeace MOTO」って何なん?

みなさん「モータースポーツ用耳栓」って知ってますか?

バイクに乗る時に装着して走る耳栓らしいです。

ほとんどの方がそれって何の意味があるの?

そもそも耳栓をしてバイクに乗ったら、
まわりの音が聞こえないから危なくないの?

と感じる方が多いと思います。

私もそう思ってました。

そこで、実際に装着して走ってみましたのでご紹介いたします!

高速道路を何時間も走った後、自宅に帰ったら
耳がキィィィーーーーーンとなり続ける。
そんな経験ありませんか?

それ実は、かなり耳にダメージを受けています。

バイクで高速道路を走るとヘルメットの中に発生する
騒音量は約100~120dBにも達します。

それがどれほどの音量なのかというと、
・電車が通る時の高架下⇒100dB
・飛行機のエンジン近く⇒120dB
に匹敵するかなりの騒音量なのです。

そして、WHO(世界保健機関)が定める
騒音性難聴にならないための1日あたりの音圧レベル許容基準がこちら

出典:一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会

バイクで走行中にライダーが晒されている騒音量に相当する
救急車・消防車のサイレンクラスの120dBともなれば
許容時間はたったの9秒!

これほどの音を長時間聞いていたら
難聴のリスクも高まるってもんですね。

■モータースポーツ用耳栓「EarPeace MOTO」の内容物

●持ち運び用の耳栓ケース
●耳栓 3つ
●音量調整の交換用フィルター(2種類)
●取扱い説明書(英語版、日本語版)

耳栓の中には音量を調整するフィルターが入っています。

音量調整の交換用フィルターの種類はこの3つになります。

そして、ケースに入れるとこんな感じで持ち運び可能です。

■インプレッション

さっそく装着して走ってみましょう!

風切音が一番大きくなるのはやっぱり高速域、という事で

一般道のバイパス(時速60km/h)、高速道路(時速80km/h)と走ってみました。

実際走ってみると
風切り音が完全に無くなるわけではないですが
かなり音量は抑えられてます。

冒頭で申し上げた通り
耳栓なんてしたら、まわりの音が聞こえなくて、
車の接近とかに気が付かないのでは?

と思ってました。

しかし、
音は小さくなりますが
無音で危ないなーという印象はありません。

次に音楽とスマホナビを使ってみました。

この時、はじめてこの耳栓の役割を理解しましたね。

これは

「音を聴くための耳栓」

といったところでしょうか

ロードノイズや風切り音といった連続する騒音が抑えられ
音楽、ナビがちゃんとハッキリ聞こえる様になりました!

なるほど!って感じでしたね。

【耳栓のメリット・デメリット】
今回、耳栓を使ってみて感じた事をまとめると

〇メリット
・風切り音が軽減して疲労感が少ない気がする
・集中力は上がるかも
・ナビ、音楽が聞こえやすくなる

■デメリット
・慣れるまで耳に異物感がある
・人によってはエンジン、排気音が小さくなる事で、バイクに乗ってる感が薄くなるかも

これは長距離を高速で移動するときには、必需品になりそうです!

↓↓↓良かったらインプレッション動画もあるのでご参考にどうぞ↓↓↓
動画リンク;https://youtu.be/CQI2pwmL020

ハロライハイタッチバイク 非常勤編集部員

投稿者プロフィール

新進気鋭のモトブロガー。
林道は好きだけどハードなガレ場はお断り。ビビリミッター効きまくりの走りで運転は下手くそだけど、それでも現代の乗り物の中で一番バイクが面白いと思ってます!
●ブログ「バイクの乗りかた」更新中! 
https://www.hello-riders.net
●モトブログ[ hello riders ] Motovlogger_haroraiでも活動中!
https://www.youtube.com/channel/UCT29kSNUJE7-LDqnIgeBx6w

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