川崎重工がZX-10Rのエンジンを使用した大型ドローンの浮上実験成功

川崎重工が大型ハイブリッドドローン試験機の浮上試験に成功したことを、5月18日のプレスリリースで発表した。

浮上実験に成功したドローン試作機は、全長約7m x 全幅約5m x 全高約2mの大型機。200kg以上の貨物を搭載し、100km以上の航続距離がある「空飛ぶ軽トラック」の可能性を検証する試験機だ。

大型ハイブリッドドローン試験機には同社のスーパースポーツバイク「Ninja ZX-10R」 のエンジン3台を搭載し、そのエンジンを使って発電した電力によって8基のモーターを駆動し、プロペラによって飛行する。

モーター駆動に必要な電力をエンジンで発電するため、バッテリーのみを動力源としたドローンと異なり、大出力を長時間持続することが可能。ヘリコプターでは経済的に困難な近・中距離の中量物資輸送で、リーズナブルに利用できる空の物資輸送手段として、ヘリコプターと小型ドローンとの隙間を埋める位置付けとして研究開発が行なわれている。

同試験機は、ハイブリッドシステムの成立性を確認することを主眼として、機体構想検討から設計・製作までをモーターサイクル&エンジンカンパニーが、航空宇宙システムカンパニー、技術開発本部の協力を得て完了した。

【情報参照元】
川崎重工
https://www.khi.co.jp/news/detail/post_65.html

ハイタッチバイク 編集部レギュラー編集部員 ノーリー

投稿者プロフィール

1982年式の日本男児
バイク以外には、クラシカルなもの、田舎暮らし、ブロックタイヤ、無骨なもの、ギター、陶器、日本酒、釣り、デニム、革細工、カメラ、四駆、ラジコン、天体観測、キャンプ、エアガン、料理、スニーカー、コーヒー、和菓子、長渕剛、時計、インテリア、もう、ありとあらゆるものに興味がありますが、知識の深さはくるぶしレベル。
よろしくお願い申し上げます。

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