世界耐久選手権シリーズで1985~6年度の2年連続チャンピオンを獲得したHondaのワークスレーサーRVF750(NW1C)。このマシンをベースに誕生したのがVFR750R(RC30)だ。エンジンにチタン合金製のコンロッドや、クロームモリブデン浸炭鋼製のカムシャフトを採用し、吸排気系や燃焼室形状、さらにクラッチやミッションなどの駆動系にいたるまで、レースで得た技術を幅広く活かしたスペシャルマシンだ。
その「VFR750R(RC30)」を対象に、ベストコンディションに維持するプログラム「リフレッシュプラン」がスタートする。
基本となる整備項目をもとに、エンジン、足まわりなどの機能ごとにまとめて実施すべき項目の整備メニューを用意。さらにオプションとしてより細かい整備項目も用意している。
また、このリフレッシュプランのスタートとともに、VFR750R(RC30)の部品を新たに再生産し純正部品として6月30日(火)より順次Honda二輪車正規取扱店にて販売する。
VFR750R(RC30)のリフレッシュプランの企画にあたっては、四輪スポーツカー「NSX」のリフレッシュプランで培ったノウハウを参考にしながら、二輪専用のリフレッシュプランを構築したという。
■ VFR750R(RC30)のリフレッシュプランの詳細は、下記ホームページを参照。
https://www.honda.co.jp/motorcycle-refresh-plan/
■ VFR750R(RC30)の純正部品再販売は、下記ホームページを参照。
https://www.honda.co.jp/bike-genuineparts/
なお、リフレッシュプラン詳細のホームページ内に、同プロジェクトに関する物語も掲載されている。Hondaの物造りに対する熱い思いを感じることができる、必読の内容だ。
【情報参照元】
Honda
https://www.honda.co.jp/news/2020/2200630.html